ADHDっぽい

私は今この文章を執筆時点で26歳の男性です。診断があったわけじゃないんですけど、ADHDっぽい傾向があります。職業はコンサルタントで、プロジェクトマネジメントやチームのマネジメントもやっているので必ずしもADHD的な傾向は重度なものでは無いのだと思います。とはいえ、日々の生活でも、仕事でも不注意が原因となって、困ることもたくさんあります。まさに自分のような高いマネジメント力が求められるエリアで、ADHD的な傾向を持つ人がどんな風にやっていけばうまく働くことができるのか、もっと自分の良さを生かすことができないのかなど、考えてみたいと思い、この文章を書いています。

 

これまでの人生の中で、うまく自分の特性と向き合えてくれた部分もありますし、まだまだうまくできてないこともあるので、そこから洗い出していきたいと思います。

 

始めるにあたって、もう少し自分のバックグラウンドを話します。

 

まず今仕事はコンサルティングをやっていて、顧客企業の経営を助ける仕事です。具体的な業務はプロジェクトを何本かプロジェクトマネージャーとして回し、またチームリーダーなので、後輩の指導をしたり、会社内の意思決定にかかわったりすることもあります。昨年結婚した妻は国際協力業界で働いていて、今まさにアフリカに飛び立とうとしている状況です。この後少なくとも1年長くて数年少なくとも帰ってきません。なので僕自身キャリアをどうするか一緒についていくのかとかについても決めなくてはいけない状態です。

 

自分の母はADHDの診断を受けており、僕の子供時代もそうですし、母自身の半生でもADHDによる悩みは尽きなかったのだと聞いています。幼稚園生や小学生の時から上級生の並んでいる列に飛び込んで行ったり、いつもつかみ合いの喧嘩をしていたり、授業をまるで聞いていなかったり、会社に入った後も忘れ物やミスが多くて、結局結婚を機に辞めてしまったりしたと聞きました。自分はそこまでではないと言う自覚はあるものの、傾向としては遠くないなと感じています。遺伝もあると言うことですし、自分にもそういった傾向はあると思います。

 

つづく